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パルボウイルス感染症は、パルボウイルスが感染して起る病気で、離乳期以降の子犬が罹る「腸炎型」と生後間もない幼犬が罹る「心筋炎型」の2つがあります。 |
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とくに重篤なものは「腸炎型」で、腸が冒されることにより激しい嘔吐と、血が混じる下痢を起こします。 発病後数日で死に至る場合もあるので要注意です。 |
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パルボウイルスは、感染した犬の便や嘔吐物と一緒に排出されます。それを他の犬が舐めたり触れたりすることで体内に入り、感染が広がります。 |
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現在、パルボウイルスに有効な薬剤がありません。 感染した生体は隔離され、症状を和らげるために抗生物質を投与し、対症療法を行います。 |
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パルボウイルス感染症は、生後2~3ヶ月目に接種するワクチンの適応感染症の対象として含まれています。
感染拡大を防ぐためには、ワクチン接種とともに、飼養室内の衛生管理が重要となります。バイオチャレンジを使って環境浄化にお役立てください。 |
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