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コクシジウム症は、イソスボラという原虫の寄生で発症する寄生虫感染症です。 |
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幼犬に感染しやすく、下痢をともなう脱水症状、嘔吐を起こします。 幼い犬ほど症状はひどく、成長不良や衰弱を起こす場合もあります。 |
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感染源は、感染した犬の糞に混じってオーシストと呼ばれる卵状のコクシジウムが排出され、それが経口感染で広がります。
オーシストそのものは感染力がありませんが、その頑丈な殻で守られており体内に入ってから脱皮して悪さをします。 |
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抗コクシジウム剤を投薬して対処します。 便検査をしながら、長期間投薬を続けます。症状がなくなってからもオーシスト(卵)は排出が続き、油断すれば再感染を起こしてしまいます。 |
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排泄物や嘔吐物はすぐに回収し厳重処分しましょう。
再感染を防ぐため、バイオチャレンジを周囲にスプレーして原虫が生息しにくい飼養環境をつくりましょう。 |
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